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家具
2017/09/11

コラボレーション

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フレデリシアの新しいデザインや名作が、デンマークの生地メーカーKvadrat社の色鮮やかなテキスタイルに包まれ展示されました。それらがお披露目されたのは、先日コペンハーゲンで開催されたデザインフェスティバル期間中のフレデリシアショールーム。普段はナチュラルで落ち着いた雰囲気の白を基調とする広々とした空間が、ガラリと印象を変えました。まるで洋服のように、遊び心溢れたビビッドな色や落ち着いた色、様々なテキスタイルにまとわれた色とりどりの家具がが散りばめられまた。



今回展示された家具の全てのテキスタイルをKvadratと共にデザインしたのは、自身のレーベルを持つベルギーのファッションデザイナー、Raf Simons(ラフ・シモンズ)。大学では工業デザインを専攻し、その後家具デザインに携わりました。以前から興味のあった服作りを独学で学んだのちに独立、ジル・サンダーやクリスチャン ディオールのディレクターに抜擢されその名を世界に広めました。彼が作り出す世界は若者文化が発するエネルギーと、クラシックできっちりと正確なテーラードスタイルを融合させたものです。服を着ることで、その人の個性を引きだす事を何よりも重視してきました。常に新しいチャレンジを続けてきたラフシモンズにとって、Kvadratとともに新しいテキスタイルを生み出す事はそのキャリアの中でも非常に重要なプロジェクトとなりました。




家具は張り地によって全く違う印象に生まれ変わります。例えば60年前にデザインされたモーエンセンのベンチやチェアも、色鮮やかなファブリックに包まれると一変、モダンな印象です。こうしてフレデリシアは時代、業種を超えたコラボレーションに挑戦し続け、自社のアイコンとなる家具の普段と違う美しい世界を見せることで、それらの奥深さ、可能性を私たちに示しているのかもしれません。

これからどんな世界を見せてくれるのか、楽しみです。


ボーエ・モーエンセンの3171ベンチ