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2017/12/23

冬のおやつ「エーブルスキーヴァー」と「グロッグ」

ストーリー
気温がぐっと冷え込み吐く息が白くなる12月。
デンマークは平均気温が1℃前後の日々が続くようになります。
高緯度のため、8時半すぎにようやく日が昇ったと思えば
15時半には完全に日没を迎え、
仕事や学校に行っている間に太陽がいなくなってしまう、
ほぼ一日が夜のような季節です。


分かりづらいですが、左手前がエーブルスキーヴァーの屋台です

体の芯までキーンと凍える寒さの中欲しくなるのは
やっぱりポカポカあったまるもの。
この季節になるとデンマークの街角や
クリスマスマーケットには
エーブルスキーヴァーÆbleskiver
グロッグGløggの屋台が並びはじめます。


屋台で買ったエーブルスキーヴァーグロッグ。たこ焼きの舟皿にそっくり!

りんごの薄切りを意味する
エーブルスキーヴァーはその見た目や作り方はさることながら
中はふわふわ、外はカリッとした食感までたこ焼きにそっくりです。
現代では卵とバターミルクたっぷりの生地をシンプルに丸く焼いて
ベリーのジャムや粉砂糖をかけるのが一般的ですが、
伝統的なレシピでは生地の中にりんごやりんごのピューレを入れます。


串でくるくる回しながら作ります

エーブルスキーヴァーの焼き器がある家では
たこパならぬエーブルスキーヴァーパーティーが開かれたりします。
スーパーでは冷凍のものが売っているほどの人気ぶりです。


スパイスいっぱいで幸せな香りにふわっと包まれます

グロッグは赤ワインをスパイスや蜂蜜とともに温めて作るホットワインです。
オレンジピールやアーモンド、シナモンやアニスにカルダモンやクローブ、
さらにローリエやバニラ、そして生姜を合わせるのがデンマーク流。
グロッグはあまりの口当たりの良さに飲みすぎてしまうことから
酔っ払ってふらふらな状態のことをグロッキーと呼ぶようになったそうです。
ご存知でしたか?